標高差:875m
累積標高差:1,097m

2017年8月3日(当時68歳)


 東北の滝に戻る
日本三百名山に戻る

山形県鶴岡市越沢
登り:5時間44分(弁財天の滝側から)
下り:2時間28分
(七ツ滝側から)
コースタイム:5時間31分
(休憩時間含む)
ウィキペディアから
  仁摩耶山を含めた山稜断層によって東西に切られており、西側は中新世の堆積層が発達した構造谷が南北に続いて、風衝樹形のブナ原生林が広がる。 一方、東側は偏東積雪によって大きく浸食された急峻な地形になっている。
Road Map :日本海東北自動車道田をあつみ温泉ICで降りて県道348号線から345号線を
      経由して越沢への林道に入る。
Route Map:越沢の登山口から ”弁財天の滝”を経由して山頂へ。 下りは ”七ツ滝”を経由する。
摩耶山の滝』 2つの大きな滝を見ることが出来た。
日本三百名山』 山頂からは ”鉾ヶ峰”、”鑓ヶ峰”への大展望が得られた。
2017年8月には摩耶山登頂のHPを掲載していたが・・・
  他のHPと同様に ”摩耶山”のHPの改定を進めていたが、改定も済んだ2024年5月にちょっとした
ミスで ”摩耶山”のHPの原本、バックアップ、サイト側の全てからページを削除してしまい、ゴミ箱も
カラにしてしまった。 当然、痕跡から復活を試みるが復活したHPは文字化けして使い物にならなかった。 幸い、写真は残っていたので作り直しを始めるが、メモ帳も無く、古い記憶だけを頼りに再編した。
〔211摩耶山 (1,020m)
まやさん
”摩耶山”と滝巡り
 前述した様に遠征帰宅後に作成したHPを2024年5月に自らのミスで失くしてしまい、幸い写真は残っていたのでHPを作り直した。
2024年5月9日改定
GPSで登山軌跡は取っていたが、それも失くしてしまい、観光登山マップで代用する。
”越沢口”に車を停めて ”弁財天の滝”コースを登り、 ”七ツ滝”側の脇道で下った。
案内板はしっかりしていたが、登山道はか細いものだった。
R345から ”越沢口”の細い林道に入ると林道途中に広い駐車場と
登山口の案内があった。 4時49分に歩き始める。
右側に沢が流れる雰囲気の良い道を緩やかに登って行く。
沢に向かって緩やかに下って行く。
付近を見るとアルミ板の戸板が倒れていた。
元々はここにアルミ板の橋があった様であるが、
橋が倒れていたので適当な所を渡渉するしか無かった。
沢まで下って左岸に渡る様であるが、橋が見当たらなかった。
2つの登山道の分岐点に着いた。 まずは ”弁財天の滝”に行きたいので迷わず ”ベテランコース”を選ぶ。 山頂からは ”初心者コースで
下山する予定とする。
しばし、左岸側の薮道を遡上して行く。
小さな滝を眺めつつ、左岸の登山道を遡上して行く。
沢沿いに登って行くが、この写真が何故、右岸から見ているのか?
記憶に無い。
45分にて第一目標の落差28mの段爆である ”弁財天の滝”に着く。
登山道となる垂直の梯子の強度が気になるところだ。
2017年度の北陸、東北の滝巡り
  08/02:苗名滝  惣 滝 ⇒ 鈴ヶ滝
  08/03:摩耶山  七ツ滝 ⇒ 米の粉の滝 ⇒ 白糸の滝
  08/04:法体の滝  小安峡  安の滝
  08/05:松見の滝  暗門の滝  七滝
  08/06:茶釜の滝  不動の滝  秋保大滝
  08/07:三階の滝  滑川大滝
登ってきた沢を振り返り見ると、
結構大きな滝として流れ落ちていた。
”弁財天の滝”より左奥の沢から流れ落ちる無名滝。
”弁財天の滝”の案内板には ”弁財天夫婦滝”と
書かれていた。 もう一つの滝はどこにあるのか?
残念ながら振り返り滝壺の形を確認する余裕は無かった。
早速、垂直梯子を上るが、上る様子を写真に撮ってくれる者は誰もいない。
梯子は少し揺れるので恐怖は感じる。
尾根道はどこまで続くのか?
垂直梯子を登り切ると急峻な尾根道に入って行く。
しっかりした道標が出てきた。 ここはまっすぐに進み頂上を目指す。
”七ッ滝”への分岐道はトラロープでクローズされており、
登山道も草が生い茂る長く使われていない感じだった。
樹木が無ければ大展望の尾根筋と思われるが・・・
尾根筋の登山道は緩やかな勾配となって来た。
そろそろ山頂に着くのではの匂いがして来た。
少し展望が開けると、下山時に通る予定の隣の尾根が見えた。
山頂の尾根筋に飛び出る。 ”下山道”と表示されているが、
ここ道を登ってきたことになる。
”摩耶山”の山頂に進みつつ、振り返り ”中尾根”の登山道の入口を確認する。
既に大展望であり、薄っすらと ”鳥海山”を見ることが出来たが、遠方過ぎた。
前方に ”摩耶山”の頂上らしきピークが確認出来た。
時刻は7時22分、登山口から3時間27分にて ”摩耶山”(1,020m)
に着く。申し分のない晴天下で大展望の山であった。
山頂に立っていた案内板。
”摩耶山”とは3つのピークの総称らしい。
山頂にあった鳥観図。
クリックで拡大するが、それでも文字が小さい
ので主要部分だけ追記している。
ネットで何度か見たことのある景観。 実はこの景観を見たかった。
2つのピークには登山道がある様だが、今回は割愛しておく。
逆光となってしまったが遠く ”月山”も見えていた。
47時29分に ”関川コース”で下山を始めると
強烈な下りが待っていた。
登山道には 六体地蔵尊”が並んでいた。 この手の物には興味が薄い。
下山早々にずっこけてカメラを地面にぶつけてしまいのレンズが出なくなってしまった。こんな時の為にスペアカメラを用意していたので写真を撮り続けることは出来た。
しっかりしたロープが設置してあったので
何の心配も無く下ることが出来た。
登り方向者に対しての案内板であるが、
この登山道一番の急坂の様である。
プレハブ作りの ”避難小屋”であったが、
太陽光パネルが設置されていた。
下方に建屋が見えてきた。
”避難小屋”の内部は土間にベンチが置いてある
だけなので宿泊には辛そうな感じだった。
”避難小屋”から ”七つ滝”行く道がある様なので行ってみる。
メインの登山道では無いので、薮っぽい道ではあったが通れなくは無かった。
滑り易い斜面で不覚にも3m程、滑り落ちてしまう。
木陰から長大な ”七ッ滝”が見えてきたが、殆どが
木の葉で隠れていたので、全貌は見えなかった。
”七ッ滝”の下流部だと思われる所に着く。
結局、落差120mの段爆である ”七ッ滝”の全体を見ることは出来なかった。
”七ッ滝”への滝見道から、西尾根の登山道に合流する。
越沢の沢に向かって下って行き、登りに使った登山道と合流する。
登り時の記憶は残っておらず全てが新鮮だった。
登り時に使った沢道に戻るが、下り方向から見ると
随分と雰囲気が違って見えた。
登り時には見ていなかった渡渉地点の沢の上流部。
アルミ橋が流されていた渡渉地点に戻って来る。
渡渉は右手の浅瀬を渡っている。
10時33分、下山3時間4分にて駐車場に戻り、
”摩耶山”と滝巡りを終える。 天気の良い一日だった。
何故か、下り時には雰囲気の良い道となっていた。
国道から越沢登山口までの道路状況
国道345号線を気を付けて走っていると
”摩耶山登山口”の道標を見つけることが出来る。
国道から登山口までは約1kmの離合出来なり林道が続く。